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「更なる進化を遂げRフェデラー選手監修NEWプロスタッフ登場」

アメアスポーツジャパン株式会社ブランドマネジャー道場氏に「NEWプロスタッフ」を語っていただきました。 現在ウィルソンには大きく3つのラケットのシリーズがございます。 一般の方から選手まで幅広く使いやすい「ウルトラ」のシリーズ 選手や競技者に非常に人気の高い上級者向け「ブレード」のシリーズ コントロール性とパワーを兼ね備えたベストセラー「プロスタッフ」のシリーズがございます。 2018年7月に更なる進化を遂げた「プロスタッフ」が登場いたします。 プロスタッフは34年続いているベストセラーのラケットです。 その中で今回の新作は12代目のプロスタッフとなり、もちろんRフェデラー選手監修のもと 制作されたラケットとなっています。 前作のブラックインブラックのプロスタッフも非常に好評でフェデラー選手も結果を残してきました。 これ以上のラケットはないと思っていました。 しかし2017年全米オープン敗北後、より理想のプレー・テニスをするためにフェデラー選手の頭は次へ向かっていました。 まずNEWプロスタッフRF97オートグラフです。 前作との違い ① フレックスを変更しています。 ラケット全体ではなくフープ(ラケット面)の部分だけ多少柔らかく設計しています。 フェデラー選手は最大の武器ともいえる「回り込み逆クロスフォアハンド」の精度や威力を上げたいと言っていました。 現在ブラックインブラックを使用している方は、若干球もちがよくなっているように感じると思います。 ② デザイン変更 前作ブラックインブラックからブラックインホワイトに変更になっています。 フェイスの3時9時部分、ウィルソンロゴがホワイトに変更されています。フレーム内側にありましたフェデラーのイラストが消えて、大きなサインが入っています。 手触り感は前作同様ベルベットコーティング。プロスタッフロゴはレーザープリントになっており、非常に高級感があるものになっています。 この新しい武器を使いフェデラー選手は21タイトル目を狙ってゆきます。 同時に発売のモデルといたしまして プロスタッフ97CVです。 前作との変更点はRFと同様、フープのフレックス変更とデザインの変更となっております。 RFモデルに比べて計量になっているので非常に使用しやすいモデルとなっております。 プロスタッフ97Lというモデルです。 重さ290gのラケットに変更はありません。デザインが変更になり、現行の97Lのカウンターベールを外しています。 フェデラー監修によりますと女性・ジュニア・力のない方には、よりパワーとクリアな打球感をかなえるべきだと考えました。 そこで、カウンターベールを除き、ウィルソンの持っている高弾性素材「ハイパフォーマンスカーボンファイバー」を使用することで 前作よりパワーを出しやすく心地よい打球感を実現しました。 以上の3モデルが7月1日全世界同時発売となります。 6月11日よりフェデラー選手がNEWプロスタッフを持ってコートに戻ってきます。 きっと今まで以上の成績を残してくれるのではないでしょうか。 フェデラー選手の応援もお願いしながらラケットのチェックもしていただければと思います。 Read More...

「杉山愛さんも驚愕したPRINCEの新製品ラケット!詳細が徐々に明らかに。」

グローブライド株式会社 スポーツ営業本部 スポーツ営業部 企画課長 “相馬 安紀” さん ~世界初のテクノロジーの始まり 第一章~ 「デカラケ」「モアフレーム」「オースリーフレーム」などテニス界に数々の革新的な 商品を輩出してきたブランドの「プリンス」より 世界初のラケットが2018年夏にお披露目されます。 世界初の誰もが驚愕するテクノロジーを搭載したテニスラケット・・・・ 開発担当者の相馬氏にそのベールに包まれたラケットについて熱く語っていただきました まずはこちらの動画をご覧ください 実物のラケットを目にした瞬間・・・驚愕・・・言葉を無くすとはこの事だったのか・・・ Q. この革新的なテニスラケットの開発背景をお聞かせください。 A. このラケットはですねプリンスのテニス愛好家のラケット開発者の簡単な発想から生まれました。 実はその開発者はバックハンドが上手くなりたいという願望がありまして、フォアはしっかり強く打ちたくて バックハンドでミスを減らしたり深いボールが打てるラケットを作れないかなというところから始まりました。 世界初のテクノロジー、その名も“ツイストパワーテクノロジー” Q. テニス愛好家でバックハンドで悩んでいる方は多いですよね。それを解決する秘密がこのシャフト部分に隠されているのでしょうか。 A. このシャフト部分に皆さん注目してください。新作ラケットではシャフト部分が左右非対称になっています。 この左右非対称の形状がフォアハンドとバックハンドの際に違う性能を生み出します。 フォアハンドを打つ際はラケットの上の部分がかぶっています。ボールをインパクトした際にラケットが硬く反応します。 バックハンドを打つ際にはシャフトの部分の上側が逆に開いている形になっていてラケットがしなります。 ラケットがしなって戻って押してくれる事でボールをコントロールしながら飛ばしてくれる。 これが世界初のツイストパワーテクノロジーです。 Q. フォアハンド、バックハンドなど打つ際は利き腕の影響が大きいですよね A. 元々フォアハンドは体が自由に動きますので、大きくラケットを振る事ができますし速いスイングをする事ができます。 それに対してバックハンドは普段生活に使わない動きで体の動きやスイングも制限されますから大きいスイングも速いスイングもできません。 フォアハンドとバックハンドは元々まったく違う動きのショットですから実はフォアハンド用のラケット、バックハンド用ラケットが 本来は必要だったんです。ラケットのスペックについてもフォアとバックに求めるものが違っていました。 Q. 私もこのラケットを試打させて頂きまして先ほどご説明してもらった通りのラケットだと感じました。最初ボールを打った時は フォアハンドとバックハンドのフィーリングが全く違ったので違和感がありましたが、少しボールを打っただけで慣れました。 ご自身で最初このラケットを打った時の感想をお聞かせ願えますか A. 私がこのテクノロジーのラケットを初めて打った時に・・昔からテニスをやっていますけど・・ウッドのラケットを使っている時に プリンスのオーバーサイズのラケットを使ってみたら「うわー何これ!!」凄くパワーがあるし凄くスピンがかかるとビックリしたんですけど この新作ラケットでフォアハンドを打った時に結構かちっとした打球感でしっかりボールが打ててバックハンドを打った時にボールの乗る感覚が強くて 昔に感じた「うわー何これ!!」と同じくらいの衝撃を受けました。 ラケットを使ってるうちに人間は自然とアジャストしていくのですがバックはこの感覚に慣れて今までと同じ打ち方で ボールが自然に深くコントロールできると感じました。とくにこのラケットでスライスやバックボレー・・・特にバックボレーが凄く苦手な方が多いんですけど 打った時に非常に楽にボールが飛んでくれる・・今までの力でよりいいボールが飛んでくれるんですね。 又、普段スライスをあまり使わない人にもたくさんチャレンジしてほしいです。チェンジオブペースは重要ですから! Q. こちらのラケットの詳細は秘密という事ですが・・ラケット名は決めているのですか A. 7月の上旬に名前も併せて詳細を展示会で発表させていただきますのでもう少しお待ちください なんと今回のモデルには、右利き用・左利き用があるらしい!? Q. フォアハンド、バックハンドの特性をいかしたラケット(苦手な部分を補ってくれる)という事ですが、当然左利きの方も世の中にはいると 思うのですが・・今回は右利き用ラケット、左利き用ラケットの2種類を発売されるということでしょうか A. 本当はですね右利き用のラケットのみ先行して発売する予定だったのですが左利き用のラケットも勿論ご用意させていただいております。 Q、では、左利き用のラケットを右利きの人が使用するとどうなるのでしょうか? A、フォアハンドが苦手だから左利き用のラケットを使用する、という発想のお客さまもいらっしゃると思います。フォアハンドの際に左利き用(シャフト上部が開いている)を使用すると、ボールの乗りが非常にいいので、乗る感覚や押す感覚でボールを捉える方には、伸びのあるボールが打て、メリットは感じられると思います。 少しグリップが薄めの方(イースタングリップ)には、使いやすいとは思いますが、バックハンドを打った際に、あまりメリットを感じないのではと思います。 バックハンドが得意なプレーヤ達も含め、ここは共通して大きくスイングしたり、速くラケットを振る事は困難ですから。 Q、サーブやスマッシュなど、縦振りのショットについてはいかがですか? A、縦振りのほうはフォアハンドと同じ面を使います。オーバーヘッド関係のショットを打つ際は、ラケットトップ部分の感覚が凄く重要で、ボールが抑えられてパワーをあたえる事ができます。これが逆のラケット(左利き用)を使用すると、フラットで系のボールは、「ギュン」と伸びのあるボールが打てます!しかし、ボールを抑える事が難しい為、回転を掛けたりコントロールする事が少々困難になると思います。 まだまだ謎が多いラケット!詳細は徐々に明らかに! Q、こちらのラケットの詳細は、未だ秘密という事ですが、デザインやラケット名は決めているのですか? A、今回お見せしているのは、ブラックコスメバージョンで、実際のデザイン・スペック・名前などは、7月の展示会で発表する予定です! Q、それでは最後に、日本全国のテニス愛好家に向けてプリンスのラケットはここが凄い!そんな一言をお願い致します A、我々プリンスは過去からですが、独自のテクノロジーで独自の路線歩んできています。今回の世界初のテクノロジーも、他社どこも真似できない事で絶対の自信をもっています。このテクノロジーが、これからのスタンダードになると我々は信じて、この商品を世に送り出します。是非このラケットを体感してください。そして是非その際には、スライスショットを沢山使ってみてください。必ずや皆さんのプレーを必ず手助けしてくれますので、ひとつ上のレベルに進んでいって下さい。 8月に世界初のテクノロジーを堪能できますので皆様期待してお待ちください 相馬さんのインタビューmovieはこちら。 Read More...

John Isner(ジョン イズナー)選手(アメリカ)マイアミオープン優勝

男子テニスのマイアミオープン(アメリカマイアミ/3月19日~4月1日/ハード)シングルス決勝で、J・イズナー(第14シード/アメリカ)がA・ズベレフ(第4シード/ドイツ)を6-7 (4-7)/ 6-4/6-4で下し、グランドスラムに次ぐグレードの「ATPマスターズ1000」で、自身初優勝を果たしました。 今大会イズナーは、世界ランク3位のM・チリッチ(クロアチア)、同19位のチョン・ヒョン(韓国)、同6位のJ・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)を破り、マスターズ大会4度目の決勝へ進出。 決勝でも同4位のA・ズベレフ(ドイツ)に18本のサービスエースを奪い、逆転での初優勝、キャリア13勝目をあげました。 この優勝で、イズナーは自己最高位となる世界ランキング9位へ躍進しました。 テニス大国アメリカのトップ選手に躍り出たイズナー選手の今後の活躍にご期待ください! John Isner(ジョン・イズナー) 32歳 アメリカ ATP 9位(S)※2018.4.2現在 使用ラケット:BEAST 100 使用バッグ:TT700 Read More...

R・ナダル フレンチオープン優勝10回記念モデル “DECIMA”登場!

K magazine 第10回 「ピュアアエロ DECIMA フレンチオープン」編 ダンロップスポーツマーケティング バボラ企画部 企画グループ 課長 大塚 正人 さん バボラ社が、フレンチオープンのオフィシャルサプライヤーを取る、2011年から毎年続けて発表している限定モデル! 今回で8作目となる2018年モデルは、今までとは少し意味合いが違うようです。 ミスターバボラの大塚氏に詳しく伺ってきました! フレンチオープンのオフィシャルサプライヤーは、2011年から! Q、先ずは、フレンチオープン(ローランギャロス)とのコラボレーションについて、背景や歴史などをお聞かせください。 A、バボラ社は2011年から、フレンチオープンのオフィシャルサプライヤーを取ります。具体的には、「オフィシャルラケット」・「オフィシャルボール」・「オフィシャルストリンガー」という事になりますが、これは何を意味するかというと、先ず「オフィシャルラケット」について、出場選手全員にバボララケットを使いなさい!という事ではなく、会場で販売できる唯一のラケットという事で、世界中から来場される観客の方々が、お土産として購入したりするラケットを販売できる権利を持つという事になります。 「オフィシャルボール」については、大会使用球という事になります!バボラのボールは日本ではそれほどメジャーではありませんが、フレンチオープンの会場では、予選から決勝まで全て、バボラのボールが使用されます。 「オフィシャルストリンガー」については、出場する選手のガット張り、メンテナンスなど、全てを受けます!というのが、「オフィシャルストリンガー」となります。更に、「オフィシャルストリンガー」に関しては、数十年前からやっている中で、途中数年間離れた時期もありましたが、2011年から復活してフレンチオープンを全てにおいて、バックアップしているという事になります。 そういった背景から、この限定ラケットが出てきたという訳です。 Q、ではそのラケットについて、過去のラインナップから、今回のモデルまでを簡単にご紹介していただけますか? A、限定モデルに関しては、2010年に発売された、バボラ社135周年記念の「ピュアドライブ」が始まりで、その翌年のフレンチオープンのオフィシャルから、フレンチオープンモデルが出てきます。 2011年の第1作目は、まさにフレンチオープンの「赤土」をイメージさせるカラーと、ローランギャロスのロゴが入ったデザインで、かなり人気がありました。その翌年に出た2012年モデルは、ブラックをベースに差し色に「赤土」のカラーを入れたデザインで、こちらも非常に人気が高かったモデルとなり、ここまでの2機種は、「アエロプロドライブ」がベースとなっていました。 2013年は今までと少し違い、「ピュアドライブ」をベースにした、フレンチオープンモデルが出てきます。今回発売する2018年モデルも含め、「ピュアドライブ」をベースにしたフレンチモデルは、この2013年モデルのみとなります。 そして、アエロプロドライブ自体がモデルチェンジをして出てきたのが、2014年モデルとなります。こちらに関しては、アエロのイメージカラーでもある「黄色」が強調されたデザインとなります。デザイン面では若干煮詰まってきた感もありましたが、アエロプロドライブ自体が非常に人気が高かったおかげで、こちらもたくさんのユーザーの方にご購入いただきました。 そしてナダルが「破竹の勢い」という事もあった中で出てきたモデルに関しては、「フレンチらしくない」という声も多く、どちらかと言えば我々の中では「スペインっぽい」、「スペインフラッグ」といったイメージのものが、2015年に出たモデルでここまでが、「アエロプロドライブ」ベースとなります。 翌年、現在の「ピュアアエロ」ベースに変わり出てきたのが、・2017年モデルとなる訳ですが、2016年モデルは「紺色」、2017年は同じく「紺色」に「黄色」を強調したモデルとなり、今年出てくるのが今回の「DECIMA」モデルとなります。 2018年モデルには、2つの意味合いがあります! Q、その2018年モデルについて、詳しく教えていただけますか? A、今回発売される2018年モデルは、名称が「ピュアアエロ DECIMA フレンチオープン」という名前になっており、こちらは今回2つの意味合いがあります。 1つは毎年発売させていただいている、「フレンチオープン」というシリーズの限定モデルでもあり、昨年ナダル選手がフレンチオープン10回目の優勝をする事によって、フレームに「10」という数字が入っておりますが、こちらはスペイン語で「DECIMA(デシマ)」と言うそうなんですが、これが名称となりまして、フレンチオープンの「DECIMA」モデルという形で出てまいります。 ただナダル選手の10回優勝とは言うものの、「サイン」とか「RAFA」といった表現は全くありませんが、フレームの上部に優勝した年の年号と、トロフィーがデザインされています。そういう意味では、どちらかというとナダル選手の「10回優勝記念」といった意味合いの方が、少し強いかもしれません。 Q、ナダル選手は、今回のモデルを使用する予定は? A、2月26日から始まる、ATPメキシコ アカプルコという大会から、これを使用を開始する予定です。 前哨戦では、ケガをしているようにも伝えられており、その大会自体に出てくるかは定かではありませんが、無事に出場できれば、26日から使用期間としては、2018年のフレンチオープンが終わるまでは、このモデルを使用するのではないか!?と思われます。 まだまだ進化を続けている「AERO」シリーズ! Q、今回のモデルのベースになっている、「ピュアアエロ」について、改めてどのようなラケットなのか教えてください。 A、アエロラケットの歴史を築いてきたと、言っても過言ではない「アエロプロドライブ」から、2016年に今の「ピュアアエロ」にモデルチェンジをしたわけですが、この時に皆さんは「全然違うラケット」なってしまうのではないか!?とも言われたのですが、真相はそうではありません。 この「ピュアアエロ」を開発するときに、実は「空力」の会社と話し合いを重ねていました。その時に、前作の「アエロプロドライブ」も非常に優秀な成績を収めていましたが、その「空力」のプロフェッショナルの目から見たときに、「これで空力か?」という指摘を受けます。テニス界では1番早く振れるラケットだ!と言われていましたが、F1など秒単位で仕事をする会社からすると、「これは全然空気抵抗は良くない!」という事になり、ラケットそのものを1から見直します。その結果、フレームの外に凸凹と飛び出していた、ウーファーをフレームの内側に入れ(MONOBLOCK)、フレーム自体の厚みも少し薄くしました。更に「コアテックス」もフレーム内部に埋め込むことで、次世代の「アエロラケット」が誕生しました。このちょっとした変化が、ものすごく大きな進化をもたらしています。 実際のプロの選手が、「このラケットにスピンの打ち方を教えてもらった」というくらい、スイング軌道をスムーズに流してくれるという事で、多くの選手からスピン性能で、高評価を得ています。 今回の「DECIMA」モデルは、限定の中の限定モデル! Q、毎年発売されるこの「限定」モデルについて、出始めの2011・2012年あたりと比べると、若干飽きられていような部分の見受けられますが、その辺はどのようにお考えですか? A、 確かに毎年フレンチモデルを出させていただいて、尚且つ他社も含めてたくさんの限定モデルが出ている中で、今回の「DECIMA」に関しては、特に限定色が強いモデルだと思います。極端な話、ナダル選手がフレンチを10回優勝した今だけしか手に入らない!今この時代を生きている人しか、手に入れる事が出来ない!「限定中の限定モデル」、ここが今回一番大きいポイントだと思っています。更に、実際に会場で販売される前に、日本では先行で手に入れる事ができるという事も、皆さんにお伝えしたい大事なポイントで、日本の正規代理店商品については、「DECIMA 10」のロゴが入ったソフトケースが漏れなく付いてきます!ぜひ、限定バッグと合わせて手に入れていただきたいですね! これは、ナダルファンなら絶対に手に入れたい逸品ですね! 3月末の発売を予定しております。 必ず手に入れたい方は、絶対に予約がおススメです。 Read More...

世界で1番売れているラケットのモデルチェンジは、一筋縄ではいかない・・・

K magazine 第2回 ダンロップスポーツマーケティング バボラ企画部 企画グループ 課長 大塚 正人 さん 過去の商品も含め、バボラの事なら何でもござれ!「ミスターBabolaT」大塚正人さん! 今回は、満を持して登場する2018年ピュアドライブについて、開発背景や新しい機能など、2018ピュアドライブを思う存分語っていただきます。 すべてのピュアドライバーに受け入れていただけるモデル」がテーマ! Q,  「先ずは、今回のモデルチェンジに当たり、こだわりや開発背景などあれば、お聞かせいただけますでしょうか?」 A,  2000年以降世界で1番売れているラケットとして、ピュアドライブは実績があるわけですが、2015年モデルは日本では歴代で1番売れたモデルとなりました。2012年から2015へ開発時に、バボラは「PLAY」というラケットを発表し、そこで得た多くのデータを基に、2015年でスイートエリアを大きく変更しました。これに対し非常に高評価をいただいたお客様も多かったのですが、反面2012年モデルの方が良かったという方が、少なくなかったのも事実。そこで、その両方のユーザーに受け入れてもらえる「ピュアドライブ」!これがメインテーマでスタートしました。 Q,  では具体的に、どういったところをアップデートしたのでしょうか? A,  先ずはストリングパターンに着目したわけですが、今回の2018年モデルは、どちらかというと2012年モデルに非常に近いストリングパターンとなっています。見た目にはわかりにくいですが、厳密にはほんの少しだけストリング同士の間隔が広くなっています。ではそれは何か?というと、2016年に発売した「ピュアストライク」シリーズに搭載した、「FSI POWER」というストリングパターが、非常にお客様に気に入っていただけているという事で、ピュアドライブに搭載してテストしてみたところ、2012年モデル・2015年モデルそれぞれのユーザーに非常に良いと評価され、2018年モデルには「FSI POWER」が搭載されています。 もう一つは、グロメットをよ~く見ていただくと、ホールが6角形の形をしております。私どもは「ダイアモンド グロメット」と呼んでいますが、6角形にすると丸型のホールと比べ、縦方向のストリングの動きがほんの少しだけスペースが広がります。このストリングのたわみが少しだけ大きくなることによって、「柔らかさ」を感じていただく事が出来ました。もちろんホールを大きくすればストリングのたわみは大きくできますが、安易に大きくしてしまうと、選手などからは「少しぼやける」というような声もアリ、大きいのやら小さいのやら、いろいろテストした結果、この方法が「縦方向にだけたわみを大きくする」ことができ、横方向は従来のままにしたものが非常に良かったという事で、今回は「ダイアモンド グロメット」を採用しました。 それとバボララケットの1番の特徴と言える「ウーファー」と「コアテックスシステム」を、フレームの内側と内部にいれ、表面はフラットにする事でスイング時の空気抵抗を少なくするような構造に変更しています。 これによって今回のラケットに関しましては、非常にボールが乗る感じがするのと、操作性は上がっております。 振動吸収のスペシャリストと一緒に開発した結果、非常に良いものが出来上がりました! Q,  新しくなった「コアテックス システム」について、詳しく聞かせてください。 A,  このテクノロジーに関して、バボラ社は2006年モデルからずっと搭載してきています。今回は先ほどもご説明した通り空気抵抗を抑えるために、フレームの内部に搭載しておりますが、これはフレームを形成する際にカーボンシートをラップして作るわけですが、そのシートの中に素材を入れて、より衝撃を吸収するといったものとなっています。 ではそれがどういったモノかというと、フランスのSMAC社というところの素材で、SMAC社とはルノーやフェラーリ、ロータスといったモータースポーツの世界で衝撃吸収を得意としていたり、あとは潜水艦ですとかBoeingやAirbusといった飛行機会社、海上で石油を掘ったりする際のプラントの振動を取ったりといった、振動吸収のスペシャリストと一緒にやった結果、非常に柔らかい感覚が出せました。尚且つ、スイートスポットを外した時の衝撃が非常に少なくなったというのが、今回の特徴です Q,  選手の評価としてはいかがでしょうか? A,  結論としては、非常に良い評価をいただいています。 例えば最近活躍が目立つ「杉田選手」は、まずボールの乗りが「欲しかった量」、大きく乗り過ぎるのではなくあと少しだけ乗ってほしかったというところが、今回は出来ているとコメントしています。また昨年の全日本チャンピオン「綿貫選手」は、先ほどのボールの乗りに加えて、もともと手首があまり強くない為に前作は少し硬さを感じていたが、今回のモデルは非常にやさしくなったと述べており、真ん中を外して打つことが多い現在のスピードテニスに於いて、手首や肘にかかる負担が少なく、非常にやさしくなったと感じているようです。それ以外の選手含め、全体的に「柔らかい」という印象を持った選手が非常に多かったのも特徴だと思います。 トータル的なアップデートに成功した、過去最高のピュアドライブです! Q,  一般のプレーヤーが使用した際プレーの中で、どのような部分でアドバンテージがありますか? A,  これまで述べてきたとおり、「FSI POWER」・「コアテックス」などの効果で、非常に柔らかいフィーリングを出すことが出来ましたが、実際のラケット自体の「しなり」などは、前作と変わっていません。ただ実際のプレーで2015年モデルと2018年モデルを比べてみると、同じストリングの条件で比較しても、明らかに2018年モデルの方が「スピードが増しています」!それはボールが乗る時間があるので、しっかりパワーを伝えてスイングすることが出来るというわけです。すなわちスピードもコントロールも、またそれ以外の部分も含め、前作よりもトータル的なアップデートが出来たと思っています。 是非、そういった部分を体感しながら、多くの皆様に使っていただきたいと思います。 大塚さん、ありがとうございました。 この話を聞いているだけで、ワクワクして使ってみたくなるラケットですね! モンスターヒット中のピュアドライブ! ぜひ、皆さんに試していただきたい1本です! Read More...

もうゴールデンスペックとは呼んでほしくない!ULTRAスペックと呼んでください!

K magazine 第1回 アメアスポーツジャパン ウイルソン ラケットスポーツ ブランドマネージャー 道場 滋 さん ウイルソンの顔といっても過言ではない道場氏は、商品の開発からプロモーション、また契約選手からの信頼も厚い、ウイルソンテニスの事なら何でも分かる、まさにミスターウイルソン! そんな道場氏に、大人気モデル「ULTRA」シリーズについて、熱く語っていただきました。 「ULTRAいいね」と言ってもらえる、ネットプレーを制するための機能が満載! Q、 今回のモデルは、メーカーとしては過去最高レベルでプロモーションをかけていく、という意気込みを伺いましたが、1番の特徴を教えていただけますでしょうか?」 A、 今回は「黄金スペック」・「プラチナスペック」といった、マーケットにたくさん存在するスペックのラケットだったりするわけですが、その中でも差別化を図っていくために、「ULTRA」は“ネットプレー”でどうすればパフォーマンスがあげられるかを突き詰めたラケットになっています。 Q、 「では具体的に、どういった機能が備わっているのでしょうか? A、  ネットプレーと言うところから紐解いていくわけですが、「相手との距離が半分!」→「距離が短い」→「ボールに力がある」=「面がブレないようにしたかった」。その為に、フレームのフェイス部分には「ハーフオクタゴン」という、多角形のフレーム形状にする事で、フェイス自体の安定性をあげましょうというモノで、これが一つ目のテクノロジー「ハーフオクタゴン」と呼んでいます。そしてスロート部分には、「パワーリブ」(リブとは肋骨の意)と言う、まさに肋骨が浮き出たような形状をシャフトの内側に採用することで、シャフトの剛性も高くなり、全体的に安定性が向上しています。そしてその結果、強いボールに打ち負けなくなるというわけです。 2つ目は、「ULTRA100」のみになりますが、「カウンターヴェイル」を搭載しました。つまり衝撃吸収性を高めよう、疲労を軽減させましょうという事です。そしてすべてのモデルに搭載しているのが「クラッシュゾーン」で、フレームの6時の部分にパーツが埋め込まれています。このパーツは、ボールが当たるたびに「潰れて元に戻る」動きをします。よってストリングのたわみが大きくなり、3/1000秒と言われているボール接触時間が長くなり、その結果コントロール性能が高く、かつ伸びのあるボレーを打つことができます。 Q、 「ULTRA100」に搭載した「カウンターヴェイル」は、既に他のモデルに採用しているテクノロジーですが、効果としてそれなりの手応えを感じての、今回の採用という事でしょうか? A、  そうですねぇ、我々としては非常に自信を持っています。ただ打球感に関しては好みもありますので、あまり好きじゃないという方もいらっしゃいます。ですが10人中7~8人程度は、心地よさを感じ取っていただけるので、ここは我々としては強く推していきます。今後発売してくモデルにも搭載していく予定で、選手からのリクエストが多いものですから、特に選手系のモデルには採用していく予定でいます。 Q、 逆に軽量スペックにあえてカウンターヴェイルを入れない理由はなんですか? A、  厳密には「入れない」のではなく、「入れられない」というのが正直なところです。もともとカウンターヴェイルは比重の重い素材であり、280g以下のラケットには入れにくいという理由があります。ですが今回の「ULTRA」に関しては、「クラッシュゾーン」が柔らかさに寄与してくれているので、そういった意味では必要ないのではないかという見解も持っています。さらに、このカウンターヴェイルという素材は、長い時間プレーをして初めて「疲れない」、という効果が得られるという数値的な実証も出ているので、そういった意味でも競技者向けのモデルに搭載するのが、効果的だと考えています。 ボレーヤーは、フェイス面の下にスイートスポットを広げたラケットが使いたい! Q、 では、その「クラッシュゾーン」、ウイルソンとしては新しいテクノロジーですが、他社では似たテクノロジーで既に販売しているモデルもあると思います。他社との違いや今回スロート部分に搭載した理由、差別化のポイントなどあれば聞かせてください。 A、  当初は何処に搭載するかで、いろいろ協議がありました。最終的に残ったのが上と下となり、今回ネットプレーにフォーカスしたラケットという事もあり、ボレーヤーの方にいろいろヒアリングした結果、「スイートスポットを下に広げたラケットでプレーがしたい」という声が多く、リサーチからあえて上はクラッシュゾーンを無くしたというのが本当の理由です。ただ将来的には、上にも横にもいろいろ増えていくことも考えられます。今回のモデルに関しては、何度も申し上げている通り「ネットプレー」を強く意識しているという事もあって、スイートスポットを手前の方に!という事にしています。 ラケットの重さやバランスの設定は、ブラインドテストから! Q、 「100L」・「100UL」に関して、それぞれ277g・バランス325mm、257g・バランス330mmという事で、特に重量に関してはかなり細かい設定になっていますが、これについては何か理由はありますか? A、  これについては、2~3gの幅でプレテストを重ねた結果、一番良かったという事です。最近アメリカの方では、ユーザーの方を含めた「ブラインドテスト」を先に行ってから、スペックを決定していく事が多いものですから、今回のモデルに関しては、特にネットプレーという事を踏まえて、この数字に落ち着いてという事です。 Q、 「100UL」に関して、今までのラケットのイメージからすると、257gのラケットに対しバランス330mmという設定は、軽すぎるのでは?という見解を持っていますが、その辺はどうお考えでしょうか? A、  そうですねぇ、大人の方にこの3機種の中で回遊していただきたいというのもあるのですが、やはり我々としては「100UL」のターゲットはジュニア・非力な女性・初心者をイメージしており、あえて「軽く!」・「使いやすく!」をテーマとして考えています。 意外と「100UL」が高評価! Q、 つまりそれは、そのターゲットとするプレーヤーを想定したときに、それほど強いボールを打ち合うという想定ではなく、操作性や振りやすさにフォーカスしているという解釈でよろしいですか? A、  そうですね!扱いやすさというところに重点を置いています。ただ今回、「シークレットDEMOツアー」で数百人に試打をしていただきましたが、ターゲットとしているプレーヤー以外の方からも支持していただく事が非常に多く、軽くて操作性は良いが、フレームはしっかりしているために、重さが無くてもしっかり返せるという点で、ネットプレーでのアドバンテージを感じていただけたようです。 Q、 それでは最後に。「ULTRAいいね」のキャッチコピーについて、道場さんの熱い思いを述べていただけますか? A、  前作は「ULTRAはいる」でしたが、その時に「ULTRAは、いる」・・・ウルトラマンがそこに居るかのように、「ULTRAはいる」とおっしゃる方も多かったのですが、誤解を生むようなキャッチコピーというのは、逆に浸透した理由の一つではないかと思っていて、いろいろな施設に立っていると、「ULTRAはいる!はいる!」と言っていただけたりする訳ですが、それを更によくする為のキャッチコピーという事で、「入る!」「攻められる!」「勝てる!」、やっぱり「いいね!」だよね!というところで、やっぱり皆さんに「ULTRAはいいね!」と言っていただきたく、このキャッチコピーを採用しました。 本日はありがとうございました! そうやって本当に使った方が、「ULTRAいいね!」 と言っていただけるような評価をいただけると「いいね!」 <番外編> 「道場氏」 今回のキャッチコピーを採用するに当たり、各都道府県の方言で「いいね!」を全部調べました(笑) 沖縄では「いいね」→「じょうとう!」 大阪では「「いいね」→「ええんちゃいまっか!」 など、全て違ったそうです! ちなみに東京は「いいね!」だったそうです。 是非、皆さんも47都道府県の「いいね!」を調べてみてはいかがですか? Read More...

第8回 HEAD編

日本の女子テニス界を牽引する二人の強カワプレーヤー 尾崎 里紗(Risa Ozaki)プロ・穂積 絵莉(Eri Hozumi)プロ 二人のプロにラケット選び、ラケットの使い心地、WTAツアーでの裏話 ストリングのトレンドやストリングテンション、今後の抱負など ざっくばらんにお話を伺いました。 尾崎 里紗(Risa Ozaki)プロ 江崎グリコ所属 1994年4月10日生(23歳) 兵庫県神戸市出身 身長:162cm 右利き 両手打ちバックハンド 2012年12月 プロ転向 WTA最高位:70位(シングルス) 主な戦績 2017年 全豪・全仏・全英・全米オープン本戦出場 (全米2回戦進出) WTAマイアミ・オープン ベスト16 使用ラケット Graphene Touch RADICAL SAKURA 穂積 絵莉(Eri Hozumi)プロ 橋本総業所属 1994年2月17日生(23歳) 神奈川県平塚市出身 身長:167cm 右利き 両手打ちバックハンド 2012年1月 プロ転向 WTA最高位:144位(シングルス) 29位(ダブルス) 主な戦績 2017年 全豪オープン本戦出場(シングルス) 全豪オープンベスト4(ダブルス) ハワイアン・オープンダブルス準優勝 使用ラケット Graphene Touch INSTINCT HAWAII Q. 今回の新しいラケットのデザイン性についてどのように感じていますか?  A. (尾崎プロ) 私”ピンク”が好きなんで…ピンクと白の組み合わせがシンプルで可愛くて、ラケットを使用していると練習の時のテンションも上がっていきますね。(穂積プロ) 私、地元が神奈川の湘南なんですけど小さい時から海が身近にあったので、この白と青のデザインが…マリン(海)て感じで親しみがあって 今回のモデルは白色が入る事で柔らかさが出て凄く可愛くてテンション上がります。 Q. ツアーを回っていると周りの選手からラケットのデザイン可愛いねとか言われますか? A. (尾崎プロ) 言われます。 (穂積プロ) 私は…2018年からこのデザインのモデルを使用するので(笑) 彼女は前作もSAKURAデザインでしたので(笑) 質問の仕方が悪かったですね(笑) (穂積プロ) 日本限定のラケットは周りの選手から「何それ何それ」と言われますよ。 ちょっと打たせてみてよとかも言われますね。 Q. ツアーを回っている上で「苦労したな」「ツアー回っていて良かった」など何かエピソード的なものを教えていただけますか? 例えば食事がまずい…ラケットが届かないとか… A. (尾崎プロ) 食事に関しては最近日本食屋が増えているので困ってはいないんですけど… あっ…「飛行機」…「飛行機が飛ばない」と言われた時は混乱しました。次の日の飛行機の便や宿泊施設も変更しないといけないので。 Q. 全て英語でやりとりしているんですね。英語はペラペラですか… A. (尾崎プロ)まだ全然だめですね。英語は勉強中です。 (穂積プロ) WTAにいけるようになってからは、ホスピタリティーなどもしっかりしているので苦労はしてないですね。 プロになりたての頃は…何から何まで自分一人で行わないと行けないので苦労しました。 コーチを付けるお金もないですし… 最初に一人で遠征に行った時なんかは2日でホームシックになって(泣)もう本当に帰りたくて!! 食事にも行きたくないし…何もしたくない…今でこそ笑い話ですが。 当時は英語も殆ど話せなくて、練習相手をなんとかみつけて試合の前に「練習しようね」と約束をするんですけど。 当日来なくて(笑) 一人で試合前に素振りして試合入ったり。 結構海外の選手はいい加減のところが多くて…本当嫌でしたねえ。 確かその時の大会はベスト4に入って戦績は良かったんですけど本当にもう帰りたいと泣きそうでした。 Q. その時はどこに試合に行ったのですか? A. (穂積プロ)その時はトルコでしたね。 結構、最初の頃はアジアが多いですかね。中国も沢山トーナメントもありますし。後はタイとか… お二人とも着実にランキングを上げてきて今ではツアー環境は整っていますね。後は結果を残すだけと (尾崎プロ)環境的にだいぶ楽ですね (穂積プロ)グランドスラムの予選に出れるようになってからは…いいなあって思いますよね。 Q. グランドスラム大会では選手に対しての環境はいいのでしょうか? 送迎などのサービスもすべてついているのですか。 A. (穂積プロ) 送迎とかホテル代が出るとかはWTAのツアーでもあるんですけど。オーストラリアンオープンに初めて行った時に凄いと思ったのが。 お車代みたいなのが出るんです…(尾崎プロ)「あ~飛行機代」…お小遣いみたいなのが貰えるんですよ。 (穂積プロ)2,500ドル…予選でも…それは結構びっくりして… 後はアグのブーツ…とか (尾崎プロ)この前の全米オープンとかでは…ティファニーのブレスレットやネックレス、マネークリップとか…12種類位のなかから選べるんですけど (穂積プロ)ボーズのイヤホンとか (尾崎プロ)色々もらえるので…紙袋いっぱいになったり(笑) (穂積プロ) フレンチオープンはルイヴィトンのパスポートケースでした。 年々よくなってきてますね…四大大会同士で競っている感じですよ。 賞金も年々上がってますし。海外のテニス人気はすごいですよね。 ―ではここからご自身がお使いになっているラケットの機能面など含めてお伺いいたします Q. ラケットで一番大事だと思っているポイントを教えてください。 A. (尾崎プロ) 一番は…私「打球感」ですね。結構打った時の感触が気になるので。 まあ打った時の「音」とかもそうなんですけど。 好きな音とかがあって、すごい気にしてしまうので自分がいいと思ったラケットを選んでいます。――打球感で選ぶ人は凄く多いんですかね (穂積プロ) 私もそうなんですけど…結構みんなこの「感覚」はすごい大切にしていると思います。 どれだけ周りからもいいボール打っているよと言われても自分の感覚が悪いと「えっ」てなっちゃいます。 「これでいいのかな」と思いながらプレーしてしまうとあんまり良くないと思うんですよね。 「自分がこれだと思うボールが打てて」更に周りの人やコーチからも「いいね」と言われたら良いですけど。 ――最終的にラケットを選ぶのは自分自身の感覚…ですか (穂積プロ) それが全てではないですけどすごく大事にしているポイントではありますよね。 ―感覚のお話がでましたが…感覚という事ですとラケットもさる事ながらストリングも重要ですよね Q. お二人はどんなストリングを張っていますか? A. (尾崎プロ) 私は縦にナチュラル、横にポリエステルを張っています。 (穂積プロ) 私も縦にナチュラル、横にポリエステルを張っています。 Q. どこのブランドのストリングを使用していますか? A. (尾崎プロ) ナチュラルはバボラのVSを張っています。ポリエステルはマンティスを使用しています (穂積プロ) 私もナチュラルはバボラのVSでポリエステルはブラストを張ってます――縦のストリングはポリエステルではないんですね (穂積プロ) 私、横ナチュラルを試した事があったんですけど…感触が硬くて…ボールが飛ばなくて。私はボールが飛んでいってくれるほうがいいので縦にナチュラルにしています ――今は縦ナチュラル、横ポリエステルがトレンドですよね (穂積プロ) そうですね…昔は縦ポリエステルで横ナチュラルが主流だったんですけど。 ――女子の選手はハイブリッドが結構多いんですか (穂積プロ) 縦横ポリエステルだと肘とか痛くなってしまったり…縦横ポリエステルを使用している人は最近いるのかなあ? (尾崎プロ) 私も2年前まではポリ×ポリだったんですけど…やっぱりもっと飛びが欲しいという事になってナチュラルを組み合わせるようになったんですよ。 ――あれだけいいフォア打つのに(驚) (尾崎プロ) いや…全然まだまだですよ… Q. では「フィーリング」以外の部分でラケットに求めるものは何でしょうか。 A. (穂積プロ) 私は全体のバランスですかね。「パワー」「コントロール」「スピン」全部必要なんですよね。 そこのバランスがいいのが「インスティンクト」だったんです。 スピンばかりかかり過ぎても嫌で…パワーばかりで飛びすぎるのも嫌で… かといってコントロール重視だと球にパワーが無くなるので…(尾崎プロ) 「スピン」か「飛び」… どっちかを選ぶとしたら「スピン」ですかね。スピンがかかりやすいラケットがポイント!! 球際とかで「グッ」とインパクトする時にスピンでコントロールする事が多いので。 私のプレースタイルに合っているというか。 ー「インスティンクト」のほうが弾いて「ラジカル」のほうが少しボールを捕まえる感じ  ラケットによって特性が全く違います Q. 少し話が戻ってしまうのですが お二人はストリングのテンションはどの位で張上げていますか? A. (尾崎プロ) 少し硬めの52ポンドです。 (穂積プロ) 私は49ポンドですね 。 Q. 試合会場とかでテンションを変更したりしますか? A. (尾崎プロ) テニスコートの種類とかボールの種類によって変更します。 感覚の部分ですね。 (穂積プロ) 「こうだからこうする」という決まり事は特にないですよ。 自分の体のコンディションも日によって違いますし。 ー状況に応じて変化できるのがさすがプロという感じですね。 Q. お二人が使用しているテニスラケットですが…どのような方に合っていると思いますか? A. (穂積プロ) インスティンクトはラジカルよりも楽にボールが飛びますので力があまりないようなジュニアのお子さんや女性の方まで使いやすいラケットですよ。 デザインも女性の方が喜ぶような柔らかな感じになっていますしね。 ボレーも結構しやすいのでダブルスプレーヤーにもおすすめです。 Q. 男子の子も使えますか? A. (穂積プロ) すごいスピンをかける子以外は合うと思います。 凄くスピンがかかるというラケットではないいので… フラットドライブで打つような方に合いますよ。(尾崎プロ) プレースタイル的には「スピン」をかけたいと思う人。 後は振りぬきが凄くいいので…線が細い女性…かよわい女性でも振れる!! ラケットと振りたいと思っている女性プレーヤーは必見です。 デザインも凄く可愛いですし!! Q. くだらない質問ですけど「テニスが強い」と「テニスが上手い」 どっちが言われてうれしいですか(笑)? テニスが強いは試合に勝てる人で上手い人はフォームが綺麗とかテクニックがあるみたいな… A. (穂積プロ)(尾崎プロ)それは勿論「テニスが強い」ですよ!! Q. 今は12月でオフシーズンですが…オフは結構休んだりするのですか? A. (穂積プロ) 完全にテニスをしなかったのは私は10日でした (尾崎プロ) 私は2週間…そのあとからはトレーニングや練習に入ります。 (穂積プロ)(尾崎プロ) 今年のオフは一緒にユニバーサルスタジオ行ったよね(笑) 奈良くるみちゃん含めて3人で。 ー充電もしてこれから2018年シーズン 狙うは「全豪オープン」ですね。 (穂積プロ) 私は今年の成績を単複上回る!!のが目標です。 ー今年ダブルスはベスト4でしたよね…という事は… (穂積プロ) 狙っていきますよ。成績を上回らないとポイントも落ちてしまいますしね(笑) 怖いですよね… ポイントを獲得したときは凄く嬉しいですけど。1年後は地獄ですよ(泣) マイアミはくるよ…(笑)(尾崎プロ) 私、マイアミで今年成績良かったので… (穂積プロ) 恐怖のマイアミくるよ(笑) ーポイントとか結構計算しているんですか? (尾崎プロ)(穂積プロ)特に計算はしないですね…でも大きなポイントを取った時は覚えているので、少し気になりますかね… ー過酷なプロの世界が垣間見えますね… Q. ではそんな過酷なツアーを回る二人の強かわ女子の2018年度の抱負をお聞かせください。 A. (穂積プロ) 先ほども話したんですが単複共に2017年度の成績を上回ります。(尾崎プロ) 今ランキングも落としていますが…テニスをかえようとしているので。 お手本にしているのがA・アガシのテニスなんですけど。 基本私は後ろに下がって粘ってプレーするタイプなんですけど… 常に前にポジショニングを上げて自分からポイントを取りにいく練習をしているので 結果は少し置いておいて…取り組んでいるプレーがどんな大会でもできるように頑張りたいです!! ーお二人ともお忙しいなか誠にありがとうございました。 RADICAL SAKURA INSTINCT HAWAII INSTINCT MP HAWAII Read More...

第7回 Tecnifibre編

Tecnifibre 編 第7回 ブリヂストンスポーツセールスジャパン株式会社 テニス企画部 テニス商品企画課 “柴本 竜” さん テクニファイバーの由来は、「technical」と「fibre」の造語から!  今回は一つのアイテムにフォーカスするのではなく、ブランドそのものにスポットを当て、 テクニファーバー社のhistoryやこだわりから新商品まで、「テクニファイバー」について ブリヂストンスポーツで商品企画を担当している、柴本さんに徹底的に語っていただきました!  元々は多くのテクノロジーを搭載した、ストリングのスペシャリストブランド! Q. 先ずは、“テクニファイバーとは何ぞや?”という事で、簡単にブランドヒストリー的なものをお教えいただけますでしょうか? A. 先ずは「テクニファイバー」(以下:TF)という名前の部分からですが、もともとストリングメーカーとしてスタートしているわけですが、「テクニカル」+「ファイバー」という、いわゆる“技術”をストリングに結集させているというところが由来となっています。経緯としては、もともとフランスの「メジャースポーツ」という会社あり、そこが登山用の「ザイル」を作っていた会社だったのですが、そこがその技術を生かしてテニス用のストリングを作ったらどうなるか!?というところから始まり、約40年弱といったところが、会社としての歴史となります。 現状ではシューズ以外の、ラケット・ストリング・ストリングマシーン・ボール・アクセサリー・アパレルといった、テニス用品の製造・販売を、世界約80ヵ国で行っています。(日本ではボール・アパレルの展開はありません) Q. 今でこそトータルブランドの「テクニファイバー」となっていますが、やはり一番の特徴はストリングだと思います。 そのストリングで、ここは他のブランドには負けない!これぞテクニファイバー!といった特徴を教えてください。 A. 大きくは2つあります。 1つ目は、マルチストリングに“ポリウレタン”(以下:PU)を入れた最初のブランドで、現在のマルチストリングのベースを作り上げたという事なのですが、ポイントはそのPUの「使い方」で、他社はPUはストリング表面へのコーティングのみに対し、TFのマルチストリングはストリングの内部まで浸透・含浸させているというのが、一番の特徴です。そうする事で、切れる直前までそのパフォーマンスを体感できるというわけです。 更に、中まで浸透する事でPUが1本1本の繊維を繋ぐゴムのような役割を果たし、伸縮性が向上します。その結果テンション維持力も向上します。 MADE IN FRANCEは、ノウハウやデータの蓄積が最大の強み! 2つ目の特徴は、TFのストリングはフランス国内の自社工場で全て開発・製造しているという事です。 これについては、品質が安定し高品質という事と、全てノウハウ・データが蓄積されており、製品開発や品質維持に関して大きなアドバンテージと言えるし、セールスポイントだと思います。 Q. 先ほど特徴として挙げられた。「テンション維持について」伺います。 TFのPUストリングは以前、テンションロスを避けるために「プレストレッチ」と言って、張る前にストリングを引っ張って1度伸ばしてから張ったりしていた時代があったと思います。逆に言えば、それをやらないと緩みやすいとも取れますが、その辺りの見解をお聞かせください。 A. 実際にTFのストリングで「X-ONE バイフェイズ」 は、出荷前にプレストレッチをかけている(バイフェイズ加工)商品ですが、そういった意味ではそういった事を行う事で、テンション維持力が上がる!という事は言えます。ただそれに関しては、他のストリングも全て一緒で、プレストレッチを行う事でテンション維持力が若干上がるという事は言えると思います。実際に発売当時から製造方法を変えていない商品もありますが、数値上では他の商品と比較して、テンション維持力が低いという事もないし、PUを浸透・含浸する事によってパフォーマンスが落ちるという事もありません。 ポリエステルの比率は上がっているが、まだナイロンマルチの方がシェアは高いんです! Q. ではそのストリングとラケットとの関係について伺います。 現在はゴールデンスペックと言われる、中厚のラケットが多くのシェアを占めている状況で、そのようなラケットは高反発・衝撃・フィーリングと言った部分で、いろんな意味で「硬い」ラケットだと思います。あくまでも私個人の見解ですが、その背景からマルチストリングのような、ソフトタッチのストリングがもっと支持されても良いと思うのですが、そのあたりはどうお考えでしょうか? A. 実際に現在の日本市場で考えると、「ポリエステル」が40%強、「ナイロンマルチ系」が45%という事で、思っているよりはマルチのシェアは落ちていないと思います。ですが、かなりのスピードで「ポリエステル」のシェアが拡大しているのも事実です。 そもそもポリエステルは、身体への負担も少し大きくなりますし、テンション維持力も低いので、本来であればあまり長持ちしないストリングですが、実際は「切れにくい!」というところから、耐久性が非常に良く見えてしまうということろはあると思います。TFとして推奨してるのは、300g以上のラケットにはポリエステルを張っても問題ないが、それよりも軽いラケットを使用する方には「ナイロンマルチ」をお勧めしています。その理由は、300g以上のラケットを使う方はある程度身体が出来上がっている方で、その衝撃や多少強引なスイングにも身体がついていくが、そうでない方には負担が少ない「マルチ」をお勧めしたいのですが、ラケットの販売比率とイコールになっていないのが現状です。つまりオーバースペックの方が多いと思います。 Q. そんな中、TFからも多くのポリエステルストリングが出ていますが、どんな特徴があり、どんなところを重要視していますか? A. そうですね~、ポリエステルを否定するつもりはないんです。ポリエステルも必要なんです! 先ほどのラケットの話でもあった通り、フレームの進化によってパワーが増した分、飛び過ぎを抑える為にポリエステルが増えてきたという背景があると思います。 そんな中で、TFの中では最も認知していただいているのが「ブラックコード」だと思いますが、今市場に出ているポリエステルストリングの中で、最も柔らかいストリングだと認識しています。 Q. その「柔らかい」とは、何をもってして柔らかいのでしょうか? A. それは数値的な部分で、同じ条件で一定の負荷をストリングに与えた場合の、伸縮率などを数値化したときの比較となります。 Q. それはフィーリングもイコールですか? A. イコールではありません。そこが非常ポリエステルの難しいことろではあり、「ブラックコード」は数値上すごく柔らかいストリングなんですが、一方で「レッドコード」はすごく硬めの数値が出るのですが、スイングスピードが速い人には非常に柔らかく感じたりします。 感覚的な部分にはなってきますが、球の乗りだったりの影響もあり、一概には言えず数値だけが全てと言いうわけではないと思います。 多角形のストリングは、角数が少ないほど「エッジ」が効いている! Q. それでは少し視点を変えて、同じポリエステルのストリングでも、スピン系と言われる種類のものがあると思います。 ブラックコードに代表される、ボールとの引っ掛かりや摩擦力を上げる「多角形」のストリングと、ストリング同士の摩擦を少なくし、ストリングの運動量を上げる、「ROUGH加工」されたストリングがありますが、スピン関するTFとしての見解は? A. TFの中で言うと、いわゆる「異形断面」と言われる4角形・5角形ということろで、エッジを聞かせてスピンをかけよう!という考え方をしているのが、「ブラックコード」・「ブラックコード4S」です。当然角数が多くなればなるほど、断面が円に近くなっていくので、そういった意味では角数が少ない方がエッジが効いていると考えています。 一方で、「レッドコードWAX」という商品がありまして、こちらは潤滑成分の高い素材を含浸させて、スナップバックを起きやすくしてスピン性を高めていてます。 テクニファイバーのモノづくりは、ボトムアップが基本! Q. 続いてラケットについてお伺いします。 日本市場でラケットの展開が始まり来年で10年となりますが、ラケットを開発するに当たり、大事にしているポイントなどはありますか? A. 本来はストリングメーカーらしく、ストリングのパフォーマンスを最大限に発揮するラケットと言いたいところですが、スイングのタイプやスピードが本当に千差万別なので、コレとソレがベストマッチとかはなかなか言えないところです。というよりは出来ないといった方が正しいところです。その中でTFとしては、良くも悪くもそこまでクセ(特徴)のあるラケットではなく、比較的オーソドックスなラケットをご用意させていただき、その中でストリングで使い分ける!という事が出来るラケットになっていると思います。 モノづくりという点では、他社さんはトッププロの意見を取り入れて、トップダウンのモノづくりが多いと思いますが、TFは若手選手やユーザーの意見を吸い上げてモノづくりをしている、ボトムアップのモノづくりという点が特徴と言えると思います。 Q. ではそれを踏まえて、最新作のラケット(T-FLASHシリーズ)について、どんなラケットなのか教えてください。 A. TFのラケットは大きく分けてT-ファイト・T-フラッシュ・T-reboundの3シリーズになります。そのうち、T-reboundは女性専用モデルという位置づけとなり、メインはT-fightとT-flashが2本柱となります。そのうち今回新しく送り出したのが「T-FLASH PS」となります。 そもそもT-flashは中厚のパワー系のラケットの中で、「一番コントロール性が高いものを目指します!」という考えのもとモノづくりをしており、そんな中で今回のモデルには4つのセールスポイントがあります。 先ず一つ目が「パワー」で、中厚系のラケットの中でもパワフルなラケットを目指しました。2つ目は「打球感の柔らかさ」で、硬めのイメージがあった過去のモデルに比べ、かなり柔らかくなっています。3つ目は「デザイン!」手前みそですが、デザインがカッコいいという点です。そして4つ目が「コストパフォーマンス」です。 具体的に、先ず1つ目の「パワー」ですが、スロート部の形状を台形のような形にすることで、センターのストリングを長く使うことが出来、その結果同じフェイス面積のラケットと比較して、パワーアップに成功しています。2つ目は、フレームのたわみで、打球時にフレームが内側にたわむように設計しており、それにより抜群の柔らかさとホールド感を生み出しています。三つ目は好みもあると思いので省きます・・・(笑) 4つ目は「価格」です。今回メインとなる「T-フラッシュ300」が定価で¥30,240で、前作が¥35,640ですから思い切って¥5,400価格を落としました。少しでも多くの方に試していただきたいという思いから、「ラケットは進化して価格はお求めやすく!」を実現しました。是非、新しい「T-フラッシュ」をお試しいただきたいです。 キーワードは、“ALL IN ONE CARRYING SYSTEM” Q. ではもう1つ新製品で、バッグが発売になっていると思いますが、少し今までと違うカタチをしていますね? 昔の「ドラムバッグ」を思い出しますが、どんなバッグなのかお聞かせください。 A. こちらは「RACK PACK」という商品で、バッグ内に脱着可能なセパレーターを配置し、荷物をすっきり収納できる構造になっています。更にバックパック・ショルダー・ハンドルと、様々な持ち方が出来るのもこのバッグの特徴です。ストラップをよく見ていただくと、センター部分が細くなっていて、ショルダーやハンドルで持つ際に、非常に握りやすくなっているのも、非常に使いやすいと思います。 素材は一見ターポリンのように見えますが、基布は違うものを使いコーティングをしているので、軽量かつ防水性と耐久性を兼ね揃えた素材を使っています。では実際にどの程度の収納力があるか、画像に収まっている品物をピックアップしてみます。 ラケット4本・ボール・ストリング(ロール)・グリップテープ(30本入り)・ウエア・ポーチ・シューズ・ペットボトルがすっきり収納されています。移動中に中身がゴチャゴチャにならないのも、うれしいポイントです! 更にシューズスペースは、ラケットのグリップ部分にできる「デットスペース」をうまく利用して、無駄のない作りになっているのも見逃せません。既に販売も開始していますが、非常に好評をいただいております。 是非、こちらのバッグを手に入れて、「smart tennis life」も同時に手に入れてください! ちなみに、「RACK PACK」とは、 「racketBAG」と「backPACK」が1つになった造語だそうです! たしかブランド名もそうでしたね! 「テクニファイバー」特集!いかがだったでしょうか? 使ってみたいと思った商品がたくさんあったのではないかと思います。  そんな方は今スグ、こちらをクリック! 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第6回 asics編

第6回 アシックスジャパン プロダクトマーチャンダイジング部 フットウェアチーム “岩田 洋” さん  アシックステニスシューズの開発からプロモーションまで携わる岩田さんに テニス界におけるアシックステニスシューズの動向や、トップモデルといわれる3機種を中心に語っていただきました。  Q. プロの選手から一般のテニスプレーヤーにわたって幅広くアシックスのテニスシューズが浸透してきているように感じますが、 アシックステニスシューズの手ごたえ・動向について教えていただいてよろしいですか? A. 2010年ころよりグローバルなテニスのプロモーションが始まり、一般の方にもシューズを認知していただけるキッカケになったのではないでしょうか。 一般のプレーヤーの方にはスピード系の「ゲルソリューションスピード」が支持をいただいております。 また選手層は、スタビリティー系の「ゲルレゾリューション」が支持を受けてる状況です。 日本選手・プレーヤーは足周りの安定性を求め「ゲルレゾリューション」を履く方が多く、逆に海外の選手は脚力・筋力があるのでそこで安定性を補い 「ゲルソリューションスピード」を履く方が多いようです。 Q. 「ゲルレゾリューション」「ゲルソリューションスピード」についてお伺いいたします。 それぞれのモデルのコンセプトや特徴。またどのようなプレーヤーにおススメか教えてください。 A. 「ゲルソリューションスピード」はその名のとおりスピードをコンセプトにした商品です。 機動力で勝負をかけていくモデルで、前後の動きを特にしやすく設計してあります。 ダブルスをよくやる方はネットダッシュがしやすいのでぜひお試しください。 ゲルソリューションスピードの大きな特徴 フレクションフィット 非常に柔軟でありながら耐久性のある素材。強いフィット感を体感できます セパレートソール 前足と後ろ足を分けることで動きやすさがアップ 「ゲルレゾリューション」は安定性・スタビリティーをコンセプトにした商品です。 左右の動きに対して強いモデルで、特にラリーの動きのような急激な ストップ&ダッシュの様な動作をしやすく設計しています。 後衛の得意な方・ストロークが好きな方に是非履いて試していただきたいです。 ゲルレゾリューションの大きな特徴 フレクションフィット 非常に柔軟でありながら耐久性のある素材。 スピードと形状を変えることで耐久性と安定性をアップ 1枚ソール 前足と後ろ足をつなげることで捻じれにくくします。 安定性アップ Q. 2017年発売の新シリーズ「コートFF」についてお伺いいたします。 シューズのコンセプト・特徴・どのようなプレーヤーにおススメか教えてください。 A. 「コートFF」はスピード・スタビリティーを高次元で両立させることをコンセプトにした商品です。 前後左右の全曲面で対応するように想定されたモデルになっています。 高速化している現代テニスを可能にするために開発されたといっても過言ではありません。 コートの内側に入って早いテンポ・早いタイミングでより攻撃的なプレーをしたい方におススメのシューズです。 まずFFとはミッドソールに使用されている素材の事で「Flyte Fome」の頭文字をつかった「FF]という事になります。 最も軽いミッドソール素材でありながら高反発・高耐久性を兼ね備えています。履き口を従来のシュータンをなくし、靴下のように足を入れる「モノソックフィッティング」を採用しました。 これまでにないフィット感を感じていただけると思います。 コートFFの大きな特徴 モノソック構造 靴下のように足を入れます。強いフィット感・ホールド性が出ます。 靴紐も伸縮性・ホールド性の高い「パワーホールドシューレース」を採用し足元を支えてくれます。 重量に関してはアッパーをメッシュ素材にすることや、アウトソールを前後セパレートタイプにすることで軽量化を図っています。 安定性を上げるためのトラスティックを大きく配置することで重くなりますが 「ソリューションスピード」「ゲルレゾリューション」の間の位の重量設定になっています。 Flyte Fome 軽量でありながら耐久性・反発性を兼ね備えた新素材 パワーホールドシューレース 伸縮性のある靴紐でフィット性とホールド性アップ メッシュアッパー どのような動きにも足にフィットしてくれます セパレートソール 前足と後ろ足を分けることで動きやすさがアップ 中心のトラスティックを大きくすることで安定感アップ Q. テニスシューズは「軽量化」をキーワードにしてきているように感じますが。 A. アシックスはただ軽量のシューズを作るわけではなく、安定性・耐久性・クッション性をバランスよく兼ね備えたうえで、お客様にフィットしたシューズを作っています。 その中の要素として「スピード」モデルであれば軽量性の優先順位が高くなり軽い素材を使いますし、「レゾリューション」モデルであれば 安定性を重視するため大きなパーツや重量のある素材を使用しています。 Q. ラスト(足幅)についてですが、3型ともレギュラーラスト(2E相当)とカタログに出ていたかと思います。 実際に履いた方に聞くと「ちょっと狭い」とか「圧迫感」があると意見をいただいた事があります。 それぞれのモデルのフィット感を教えてください。 A. まず3モデルともレギュラー(2E相当)になっています。「ゲルソリューションスピード」「ゲルレゾリューション」の2モデルに関しては 「コートラスト」足型を採用。横の動きの多いスポーツをする方に多い「カーブ足」足が小指側に張り出したような弓形の形状をした足のことを言いますが、 このような足の方に対応した設計になっています。親指側のところは少し空間を抑え、小指側に関しては少し余裕を持たせてありフィット性を高めています 「コートFF」は2E相当ですがランニングシューズに近い足型形状になっています。真っすぐに近い形状になっており素早い動き出しを促します。フィット感ですがモデルによって使用している素材・作りが違うので一言では言えませんが、 「ゲルソリューションスピード」は甲の部分が少し低く感じため少し窮屈に感じる方が多いようです。アッパーの素材が馴染んできますので少し窮屈くらいをおススメします。 「ゲルレゾリューション」はアッパーの素材が硬い分窮屈感を感じるかもしれませんが、こちらも馴染んできますので少し窮屈くらいがおススメです。 「コートFF」は履き口が狭いですが、足を入れてしまえば足先は多少ゆったりしていると思います。メッシュのアッパーを使用しているので足馴染みは最高に早いと思います。 シューズのサイズ選びはシューズを履いて踵に寄せていただいて、つま先に0.5~1センチの余裕があるように履いていただければと思います。 Q. 今後アシックスのテニスシューズはどのような方向性のシューズ展開になってゆきますか? A. 17年は「コートFF」というフラッグシップモデルが登場したので、18年19年では「ゲルレゾリューション」ではよりスタビリティーに特化したモデルを、 「ゲルソリューションスピード」ではよりスピードという機能を深堀りしたコンセプトにしたモデルを開発していく予定です。 「コートFF」に関しては見た瞬間、履いた瞬間に「ゲルソリューションスピード」「ゲルレゾリューション」と違いが体感できるような新しい開発提案をしていく予定です。 asics Tennis Shoes コートFF ゲルソリューションスピード ゲルレゾリューション Read More...

第5回 GOSEN編

第5回 株式会社ゴーセン スポーツ用品部 企画開発課 係長 “三浦 昭宏” さん  日本人が欲する”繊細な感覚をMADE IN JAPANのガットブランド「ゴーセン」が突き詰める!! シンセティックガットのパイオニアとして長きにわたり数多くの製品を世に出してきたゴーセン。 今夏、2年の開発期間を経て発売された「G-TOUR3」 プレイヤーに最適な「感覚」を実現したポリエステルガットの開発秘話を ガット変遷・トレンドを交えてゴーセン企画開発課の三浦氏に語っていただきました。  Q. 新製品のGツアー3発売から一ヶ月程経ちましたが商品の評判またはメーカさんとしての手応えはいかがですか? A. 昨年発売のG-TOUR1と比べても出荷ベースで約1.3倍の動きを見せており、順調な出だしだと考えております。 ※ちなみにG-TOUR1は弊社人気ガットのエッグパワーと同じように人気を博していました(エッグパワーは日本のポリエステル市場でトップ10に入って人気モデル)。 G-TOUR1はどちらかと言うとハイエンドモデル…他社で言うとアルパワーやプロハリケーンツアーなどの部類に入ります。 当社でもハイエンドモデルを会社として作れるという所を見せたいという思いもあり開発に2年をかけて作り上げた経緯です。 現在人気のシリーズを超えるような勢いで動いていて… また商品の評判自体も購入頂きましたユーザー様の声やネットでの書き込みをみる限り当社が思い描いたものと似ていて手応えは感じてます 「食い付いて弾く」・・・・・・!!  これがキーワード・・・ 実際ストリングは人それぞれ感じ方が違うケースが多いんですよ。硬さが売りのモデルが柔らかく感じるという人もいたり 今回のG-TOUR3は年代問わず・・・今のところ全ての方々「食い付いて弾く」と言ってもらえてます。 少し話は変わりますが・・・ Q. だいぶ昔になりますが、私が中学校・高校時代はミクロスーパーしか無いくらいの印象でしたストリングは… ここ10年程で市場でのストリング変遷の流が速いように感じますが。ガットメーカーさんとしてどのように捉えていますか? A. ミクロスーパーが発売されたのが32年前・・まだ当社では売上No1のモンスターヒット商品なんですが・・・(笑) やはり、ガットはラケットの進化とプレースタイルの変化によって起きています。 ラケットメーカー各社が色々な素材を使われているようで、ラケットが硬くなっている傾向にあるように思われます。そのため、トッププレイヤーになればなるほどスイングもコンパクトになっており 打つというよりはたく(叩く、弾く)というメカニズムになっています。同時に振動吸収性、減衰性もあがっているので以前の様にポリが硬いと感じる方も少なくなってきており 違和感なく使えるというのがポリエステルガットの普及を後押ししていると考えます。 現在のラケットをご使用のプレイヤーの方はラケットの進化でボールスピードも速くなっていると思いますので、全体的なプレイ、ラリーのテンポも速くなっていると感じます。 そのため、インパクトの際に短いスイング時間で打つことになり、強いパワーが無いと衝撃を感じやすくなるために硬いだけのガットが敬遠されやすくなっているのだと考えております。 特にポリは以前の様にしっかりした打球感と耐久性だけでなく、パワーのあるプレイヤーでもインパクトの際は柔らかい打球感のポリを好み、あまりパワーが無いと 自覚されている方がマルチを使う傾向が増えているのはそういった点からだと感じています。 実際アメリカなどの市場でも「ソフトポリ」この言葉が良く飛び交っていて、日本でも人気のモデルが好まれているという話を聞きます。 但し体格の差もありますからアメリカで言うソフトポリは日本で言う中間位の柔らかさですかね。 柔らかいと言うと語弊がありますが、インパクト時に食い付きてしっかり弾く(パワーアシスト)ポリエステルが今のトレンドではないいでしょうか。 Q. 先ほど他社さんのストリングの名前が出ていました。他社さんのストリング自体は研究したりするのでしょうか? A. そうですね。研究しますよ。 Q. どこかのお店に買いにいったりするんですか?(笑) A. 買いますね。ただお店には買いに行かないですよ・・・店頭で買いに行くと・・・「何?次はこんなシリーズ作るの?」 情報が洩れてしまう恐れがあるので、通販などを利用してます。 Q. 商品を研究する時は、商品を溶かしたりするんですかね? A. 色々な角度から分析してそれを基に開発をし、何度も試作を繰り返します。 後は素材の配合を分析しておそらくこんな打球感覚になるかなあと想像しテスターに打ってもらいヒアリングをしますよ。 G-TOUR3の開発には2年の時間をかけました。 三年半もの研究を経て世に出たG-TOUR3試作品を作ってテストして…試作品を作ってテストして…30回以上トライしていますよ…… 試行錯誤の上に世に出てきた商品 これは期待できるかも…… Q. 30回以上トライして……ゴーセンというブランドが品質にこだわり続けている証拠になりますよね A. 今はそのスタイルですね。ここ10年様々なポリエステルを市場に出してきましたが…結果として完成度の高い物しか 市場では支持され続けないんですよね。 ストリングが切れる切れないという完成度ではなくて、ユーザーさんが満足いく商品を提供していかなくてはいけないんです!! 今のトレンドを意識して作ればそれが商品として世にでる頃にはトレンドが変わっていたりしますから… 特にラケットが変化するとストリングのトレンドも大きな転換期を迎えるんですね。 Q. ラケットは素材に変化が出ると大きく変わりますが。新たなポリエステル素材はどこからか見つけてくるのですか? A. 元々ゴーセン自体が糸のメーカーですので。凄く多くの素材メーカーさんと翻意にさせてもらっているので 情報交換のスピードが凄く速いんです。 会社自体、シートベルトや釣り糸、医療用の縫製糸など難易度の高い物を65年間作ってきてる歴史があるので、素材メーカーさんなどが こんな素材あるよとか声をかけてくれるんです。 Q. MADE IN JAPANブランドだからこその質にこだわっている姿が見えますね。 確か工場は兵庫県でしたよね A. 今は兵庫県加東市にあります。以前は淡路島に工場があったんですよ。淡路の工場では釣り糸をメインで作っていて その時にラケットスポーツができたからバドミントンガットを作ろうよ・・てなって…社長がバドミントが好きで(笑) 今後はテニスがトレンドになるという事でテニスストリングに着手しはじめた経緯です 様々なジャンルの物を作ってきた事が当社の開発能力の下地になってきていて… 当社の強み=開発能力  ここだけは譲れないですね!! 今まで蓄積してきた物…秘伝のタレじゃないですけど… Q. ストリングの作られる工程を少し教えてもらえますか A. ガットの種類によって違いますが、大まかにいうと、ナイロンモノフィラメントは芯糸に側糸を巻き付けてコーティングを行います。 マルチフィラメントは全体を撚ってコーティング、ポリエステルは材料を溶かして押し出して延ばした後にコーティングを行います。 その後、品番を入れて巻き取り、単張やロールにするためにカットしてパッケージングしていきます。 Q. 作る工程で難しいポイント、気を付けているポイントはありますか? A. 生産する上で気をつけているのは製品の個性の許容範囲の設定と生産後の検品ですね。 生産方法は企業秘密なので中々お話しできませんが、モノづくりをする上での当たり前の話になりますが、品質を安定させる上では生産する前の準備と出来た後 の製品のチェックというのを特に重要視しております。それが出来てこそ製品の個性と品質を保つことが出来ると考えています。 G-TOUR1の時は製品になる過程で納得できないものを相当な量を没にしたこともありました。ただ、それが出来るのも自社工場がある強みであり、MADE IN JAPANの正体だと思います。 MADE IN JAPANブランド「ゴーセン」が絶対の自信を持つG-TOUR3 Q. このG-TOUR3の特徴を教えて下さい A. 先ほどの話にあったようにプレースタイルがコンパクト化している分、プレイヤーはガットにパワーとフィーリングを両方を求めていると感じています。 G-TOUR3はそのニーズを先読みし、プレイヤーが信頼できるガットとして使用してもらえるモノを目指して開発しました。 G-TOURシリーズ自体が「勝つ」と言うワードにこだわっているシリーズです。 柔らかいポリはくいつくが弾きが悪く、弾きが良いと硬く感じるのが従来の大半のポリですが、G-TOURシリーズはスイングスピードに応じた打球感とパワーが特長です。 G-TOUR1はトッププレイヤーの使用に耐えうるガットとして開発しましたのでプレイヤーによっては硬くて合わない、もしくは飛ばないと言われる方もいらっしゃると思います。 1ほどのスイングスピードや筋力が無くてもしっかりくいついて、適度に飛んでくれます。 それによりプレーの再現性が高まり、アグレッシブさが出ることでより勝利に近づくのではと考えています。 Q. 感覚の部分を商品化するのは凄くむずかしいですよね? その感覚の部分は専門のテスターがいるのですか?それともすべて機械でデータ化するのでしょうか? A. 両方です。専任のテスターもいますし、研究センターでの物性テストやハイスピードカメラでの分析も行っています。 弊社も長い年月開発をしているので、創りたい性能のあたりをつけて試作をつくり→実打→結果の考察と分析→素材や製法の調整→実打の繰り返しになります。 実打はターゲットに応じて行いますので、例えばG-TOUR1はプロ選手メインで行いました。 G-TOUR3はプロに性能面の確認をしてもらいましたが、不特定多数の学生やジュニアの皆さんに聞き取りに行きました。 テスト時間も長時間打つと慣れるという事もあり1分くらいで終了してもらってます…最初の印象ですよね 打球感は本当に「感覚」なので、彼らには好き嫌いで判定してもらいました。 やはりテニスはメンタルが大事ですので、「良いな」、「使えるな」と感じてもらえないとプレイヤーは高いパフォーマンスが発揮できないと思います。 そういった多数のテスターの感覚を集約しこだわったのがG-TOUR3です。 最初に話をしましたユーザーさんの意見と当社の製品性能が一致しているのは、もともと市場とブレが無い商品を市場に出しているからではないでしょうか… Q. 今後もGツアー3のようなストリングが増えていくと思いますが。 更に高みを目指すべく次の試作品とか作り始めていますか? 言える範囲で教えて下さい A. 詳しく言えませんが、次の開発は行っています。ぜひ期待してください。 しかし、良いと思えるモノが完成しないと出しません。 G-TOURシリーズという物は定番化されてきていますが・・開発して数年がたっています。 市場が柔らかい物を望んでいなければミスマッチがおきますし・・・そこは開発のスピードと今のテニスの現状をみながら 試行錯誤していきます。 三浦氏による G-TOUR3の 説明動画はこちら! 打てばわかるこの違い!! GOSEN G-TOUR 3 まずは気軽に試すにはこちら(単張り) ロールだとコストパフォーマンスアップ Read More...